株式会社T.S.D.

T.S.D.は小型・高トルク・静音性の高い超音波モータとその応用製品の販売と
低コストで高品質な製造技術を提供し、お客様の製品開発をサポートします。

お知らせ
この度、株式会社T.S.D.は、会社を解散することになりました。
現在、清算手続き中となっており、平成29年12月末日に、このホームページも終了させていただきます。
従いまして、新規のお問合せ、ご注文等は、ご遠慮いただきたく、存じます。
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製品紹介

ご利用ガイド

エンコーダ信号高分解能化回路:E-PULSE256

E-PULSE256 とは

エンコーダ信号高分解能化回路: E-PULSE256はインクリメンタル 型の光学エンコーダのパルス信号を独自の補完アルゴリズムを 用いて高分解能化して出力することができるモジュールです。  また、シミュレーションモードではE-PULSE256が仮想インクリメ ンタル型エンコーダとして動作するため、モータや制御対象とな る装置無しにコントローラの応答性や制御アルゴリズムを評価 できます。

E-PULSE256 の特徴

インクリメンタル型の光学エンコーダから出力されるパルス信号をE-PULSE256に入力すると、E-PULSE256は設定した倍数の出力信号となるように入力信号のパルス-パルス間に新たなパルス信号を挿入して出力します。

 エンコーダと既存の機器との間にE-PULSE256を挿入するだけでエンコーダの分解能が高分解能化できるため、エンコーダや既存の機器の設計を変更することなく、簡単に位置制御の高精度化や、回転速度のブレを軽減することができます。
 加えて、E-PULSE256は出力信号を1/2倍へと低分解能化する機能を持っており、この機能により、モータが高速回転している際にコントローラに搭載されているカウンタのメモリがオーバ ーフローしてしまう問題を軽減することができます。
 E-PULSE256によって高分解能化できる倍率は1/2倍、1倍、2倍、4倍、8倍、16倍、32倍、64倍、128倍、256倍です。入力信号はLow:0 [V]、High:5.0 [V]、出力信号はLow:0 [V]、High:3.3 [V] です。同時処理可能なエンコーダのチャンネル数はA相、B相の2チャンネルです。

インクリメンタル型の光学エンコーダから出力されるパルス信号をE-PULSE256に入力すると、E-PULSE256は設定した倍数の出力信号となるように入力信号のパルス-パルス間に新たなパルス信号を挿入して出力します。

  さらに、E-PULSE256はシミュレーションモードを備えており、入力用のエンコーダ信号をE-PULSE256内部で生成し、設定した分解能で高分解能化して出力することができます。
 このため、E-PULSE256をエンコーダが装備されたモータや制御対象となる装置の代わりとして利用することができます。この機能によりコントローラの応答性や制御アルゴリズム、他の機器との連携を手軽に検証することができるため、製品開発やデバッグの手間・時間を短縮することができます。

E-PULSE256 の構成

インクリメンタル型の光学エンコーダから出力されるパルス信号をE-PULSE256に入力すると、E-PULSE256は設定した倍数の出力信号となるように入力信号のパルス-パルス間に新たなパルス信号を挿入して出力します。

 E-PULSE256の機能の概略図です。
E-PULSE256はメインICとしてXILINX社のXC3S50AN を利用しています。
エンコーダからの信号を解析し、指定した分解能に出力信号を変換する機能とE-PULSE256単体(モータ不要)でアルゴリズムの検証に利用ができるエンコーダの出力信号のシミュレーションモードを備えています。

E-PULSE256 の利用方法・組み込み例

 従来の接続方法では、エンコーダ信号を直接、制御機器(コントローラやドライバ)に取り込み、その信号を処理した制御信号を制御機器からモータに送ります。

 これに対し、E-PULSE 256を利用する際にはエンコーダ信号をE-PULSE 256に取り込み、E-PULSE 256から出力される高分解能化したエンコーダ信号を制御機器に取り込みます。

 既存のエンコーダや制御機器のハードウェアレベルの変更は必要ありません。
制御機器側ではE-PULSE 256の出力信号は、電圧出力であるため、モータに高分解能エンコーダを接続した場合と同等の処理を行うことができます。